小説に興味を持ってから人生が楽しくなった

読書が苦手だった私が、五十歳を過ぎてから、急に読書が好きになった。そのおかげで人生が豊かになった気がする。これからもっと読書が好きになれるように、人生が楽しく豊かになるように

2019-05-26から1日間の記事一覧

⑧婚カツ屋という名のちょっと変わった結婚相談所

www.syosetsu.work 「これが最後のチャンスだからな」 屋敷さんは、そう言って電話を切った。いつも、自分の言いたいことだけ言うと、こっちの話を訊こうとせず、すぐに電話を切ってしまう。こっちも訊きたいことがあるのにと不満に思う。紹介したい男性が見…

④「婚カツ屋」という名のちょっと変わった結婚相談所

sujya.hatenadiary.jp島崎康史 暗くて狭いエレベーターに美女と二人きり。エレベーター内は、いい香りが充満していた。この後のことを考えると体が熱くなり心臓が暴れた。エレベーターの階数表示を見ながら生唾を飲んだ。 エレベーターの階数表示が①になり、…

⑤婚カツ屋という名のちょっと変わった結婚相談所

sujya.hatenadiary.jp榊原早苗 カーテンのすき間から入ってくる陽光で目を覚ました。陽射しはすでに朝の優しさではなかった。昨日の夜はめずらしく、一人で赤ワインを飲んだ。やけ酒かといえば、そうかもしれないし、そうでないかもしれない。 わたしは、昨…

②婚カツ屋という名のちょっと変わった結婚相談所

sujya.hatenadiary.jp 榊原早苗 婚カツ屋に訪問してから二週間が経つが、その後何の連絡も無かった。期待したわたしがバカだったかなと諦めかけた頃にメールが届いた。件名は『至急』となっていた。少しだけ期待してメールを開いた。 『相手が見つかった。都…

①『婚カツ屋』という名のちょっと変わった結婚相談所

私の作ったオリジナル小説です榊原早苗 郵送で取り寄せた十社の結婚相談所の資料をフローリングの床に広げたまま、わたしは、腕組みをして、ため息をついた。疲れた目頭をおさえ凝り固まった肩をぐるりとまわした。せっかくとった有給をこのまま無駄に過ごし…

③『婚カツ屋』という名のちょっと変わった結婚相談所

sujya.hatenadiary.jp 島崎康史 面談「そんな事に協力出来るわけないです。それって詐欺じゃないですか」 俺はテーブルを叩き、前に座る男を睨み付けた。声が震えてしまった。自分でもビックリするくらい、大きな声になった。それなのに、前に座る男は、平然…