小説に興味を持ってから人生が楽しくなった

読書が苦手だった私が、五十歳を過ぎてから、急に読書が好きになった。そのおかげで人生が豊かになった気がする。これからもっと読書が好きになれるように、人生が楽しく豊かになるように

森沢明夫

森沢明夫さんの水曜日の手紙

感想森沢明夫さんらしい作品で、胸が熱くなるシーンやほっこりするシーンがたくさんあってよかったのですが、幸せになるための法則が満載すぎて押し潰されそうに感じてしまいました。そう感じてしまう私は、心が荒んでいるのかもしれません。 特に、二章今井…

放擲(ほうてき)とは?

小説を読んでいて、知らない言葉に出くわすと、ついつい調べたくなります。 以前は、調べるのが面倒くさく、何となく意味がわかれば良いと思っていたのですが、最近は調べてしまいます。 今回は森沢明夫さんの水曜日の手紙に出てきた放擲(ほうてき)です。 「…

森沢明夫さんの水曜日の手紙に出てくる名言

水曜日の手紙posted with ヨメレバ森沢 明夫 KADOKAWA 2018年12月07日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7nethonto ebookjapan 「直美さぁ、あんまり自分のことを『最悪』って言わない方がいいと思う」 「え……」 「だって、わたし、直美のこと最悪だなんて思…

森沢明夫さんの水曜日の手紙の表現、描写

水曜日の手紙posted with ヨメレバ森沢 明夫 KADOKAWA 2018年12月07日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7nethonto ebookjapan 五月の緑風が、さらりと襟元を吹き抜けた。 無垢の木で作られた瀟洒(しょうしゃ)なカフェテラス席ーー。 豊かな香りのアールグレ…

小説を読んでる時に見つけた憐憫(れんびん)とは? そこはかとないのは?

森沢明夫さんの大事なことほど小声でささやくに出てきた言葉 末次は屁の突っ張りにもならない虚勢を張って、ニヤリと笑ってやった。しかし、そんな自分自身にそこはかとない憐憫(れんびん)を感じたりもして、ついついグラスのワインをがぶりと呷(あお)った。…

小説を読んでる時に見つけた馥郁(ふくいく)とは?

森沢明夫さんの大事なことほど小声でささやくに出てきた言葉小説を読んでいると、知らない言葉にぶつかることがよくあります。 そんな難しい言葉を見つけるとワクワクして調べたくなります。 歳をとってから学びの楽しさがわかったようです。 今回出会った言…

おすすめ小説を読もう 大事なことほど小声でささやく 森沢明夫

おすすめ理由それぞれの章が短編になっていて読みやすかったです。 どの話もトレーニングジムに通う個性的なジム仲間たちの苦悩や闇を解決していくストーリーになっています。 誰もが経験したことがありそうな悩みで、共感できるところがたくさんあります。…

森沢明夫さんの「大事なことほど小声でささやく」の名言

「ねぇ奥さん、筋肉ってのはね、トレーニングで苛めて、苛めて、わざと傷をたくさんつけてやるの。そうすると筋肉痛が起きるけど、それでいいのよ。傷ついた筋肉は、治るときに以前よりも太く、強くなるから。これ、超回復っていうんだけどね」 「はあ……」 …

森沢明夫さんの「大事なことほど小声でささやく」の表現、描写

権田という巨漢が丸太のような首をねじって、ぬっとこちらに振り向いた。 大胸筋の迫力が半端なかった。まるでそれ自体が別個の生き物みたいにメリメリとうねり、皮膚の下の筋繊維の束が透けて見えるようだったのだ。 四角い顎と、張り出した頬骨と、意志の…

森沢明夫の小説を読もう

森沢明夫作品いろいろ森沢明夫さんの作品に出てくる人物は心優しくて癒されます。自然の表現は本当にきれいな表現で清々しい気持ちになります。夏美のホタルposted with ヨメレバ森沢明夫 KADOKAWA 2014年08月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7net ebookja…

森沢明夫 ミーコの宝箱の名言集

森沢明夫作品は名言の宝庫森沢明夫さんは、作品を読んだ人に幸せを感じてほしいと思ってくれているのでしょう。 森沢明夫さんの作品は、どれもたくさんの名言がちりばめられていて、その言葉を噛み締めながら読んでいます。では、 「ミーコの宝箱」の名言を…

森沢明夫さんのミーコの宝箱 表現、描写

今日はクリスマスイブ。 街も、人も、どこか夢見がちで浮わついた空気感を発散させていて、同時に、なんだかすごく忙しそうに見える。 翌朝、プレゼントに気づいたときのチーコの顔に咲く満面のスマイルときたら、もう何物にも代え難いほどの、それは「わた…

おすすめ小説を読もう ミーコの宝箱 森沢明夫

内容主人公のミーコとそれぞれの章の登場人物との短編小説になっています。 ミーコは優しい祖父と厳しい祖母に育てられる。祖父から毎日宝物をみつけなさいと祖父お手製の桐でできた宝箱をクリスマスプレゼントにもらう。宝箱のフタの裏側に祖母が手鏡をつけ…

おいしそうな表現、描写 たまちゃんのおつかい便 森沢明夫

「たまちゃん、おかえりね。いま、お昼のチャーハン作ってるよ」 おろしショウガと薄口醤油で味付けをし、ベーコンと長ネギのチャーハンだった。フライパンの端っこでわざと少しだけ醤油を焦がして風味をつける料理のコツも、長ネギを最後にまぜて、香りが飛…

おすすめ小説を読もう たまちゃんのおつかい便 森沢明夫

書き出し チ、チ、チ……と、薄暗い空間に秒針の音が響く。 壁の時計を見上げると、夜の八時過ぎを示していた。 遅いな。 まだかな……。 座り心地の悪いベンチに腰掛けたわたしは、薬品の匂いのする空気を深く吸い込んで、ため息をつく。 あらすじたまちゃんは…

自然や周囲、その他の表現 森沢明夫作品 たまちゃんのおつかい便

ときどき、その静かな廊下を看護師さんたちのシルエットがコツコツと靴音を響かせながら行き交う。彼女たちの控えめな靴音が響くことで、むしろ院内の静けさが際立っている気がする。床を這うようなブーンという低い音は、暗がりにぼんやり浮かび上がる自動…

人の心や行動の表現 森沢明夫作品 たまちゃんのおつかい便

小柄なシャーリーンが、ほとんど天井を見るようにして看護師さんに訊いた。 シャーリーンの唇からこぼれ出た「娘」という単語は、わたしの胸の浅いところで礫(つぶて)のような違和感となって、ころりと転がった。 シャーリーンは両腕を抱くようにして、凍え…

小説に出てくる心に残った名言集 たまちゃんのおつかい便 森沢明夫

小説から学ぶ小説を読んでいると、人生の教訓になるような言葉がたまに出てきます。主人公に向けて誰かが発したり、主人公が誰かに向けて発したりと、何気なくでてきます。 自己啓発の本を読んで学ぼうとした言葉より、小説にぼつんと出てきた言葉の方が、心…

礫(つぶて)とは?

森沢明夫さんの「たまちゃんのおつかい便」に出てきました。 シャーリーンの唇からこぼれ出た「娘」という単語は、わたしの胸の浅いところで冷たい礫(つぶて)のような違和感となって、ころりと転がった。 義理の母親、フィリピン人のシャーリーンが、「娘が…

残滓(ざんし、ざんさい)とは?

森沢明夫さんの「たまちゃんのおつかい便」に出てきました。 シャーリーンの手の動きが止まり、背中から離れた。違和感の残滓(ざんし)は、しばらく残っているだろう。でも、気にしないことにする 主人公のたまちゃんが、手術をしている父親を心配している時…

幸せな気持ちにしてくれるおすすめ小説

森沢明夫さんの小説は幸せな気持ちにしてくれる森沢明夫さんの小説は描写が美しくて、その風景が映像になって勝手に頭のなかに浮かんできます。 美しい描写に癒され、そして登場人物の心の美しさ、優しさに癒されます。 読み終わった後、幸せな優しい気持ち…

人の心や行動の表現 森沢明夫作品 ヒカルの卵

私は小説を読むだけでなく書いてみたいと思うようになりました。超短編ですが書いてみました。 しかし、浅い表現しか出来なくて、面白いものが作れません。 プロの小説家の作品から学ぼうと思い、ここに残しています。 今回は森沢明夫さんの「ヒカルの卵」で…

おいしそうな表現 森沢明夫作品 ヒカルの卵

私は小説を読むだけでなく書いてみたいと思うようになりました。超短編ですが書いてみました。 しかし、浅い表現しか出来なくて、面白いものが作れません。 プロの小説家の作品から学ぼうと思っています。 今回は森沢明夫さんの「ヒカルの卵」です。 森沢明…

おすすめ! 森沢明夫小説を読もう ヒカルの卵

ヒカルの卵 森沢明夫書き出し 鶏舎の採卵箱や止まり木にこびりついた白い糞を、丁寧にこそぎ落としていく。手にしているのは金属の小さなヘラだ。 ゾリゾリ、ゾリゾリ……。 きれいにさっぱりこそぎ落としたら、床に落ちた糞を箒でそっと掃いて一ヶ所にまとめ…

おすすめ! 森沢明夫作品を読もう「虹の岬の喫茶店」

虹の岬の喫茶店 森沢明夫昨年森沢明夫さんの夏美のホタル (角川文庫)を読んで、表現の美しさや優しい気持ちになる文章に感動したので、森沢明夫さんの本をもっと読みたいと思い、この本を読むことにしました。 岬にポツンとある喫茶店。決してきれいな建物で…

森沢明夫作品を読もう「津軽百年食堂」

好きな小説 津軽百年食堂(森沢明夫)夏美のホタルを読んで、森沢明夫さんのファンになりました。そして、森沢明夫さんの他の作品を探してる時に、この津軽百年食堂(森沢明夫)を見つけました。 森沢明夫さんの小説は表現がきれいで好きです。 心あたたまり、優…

森沢明夫作品を読もう「キッチン風見鶏」

好きな小説 キッチン風見鶏 森沢明夫森沢明夫の作品は日常生活(仕事、恋愛、人間関係)を登場人物の綺麗で優しい心によって感動出来るものに変えてくれます。辛いこと悲しいことを乗り切るための勇気、元気をくれる作品です。日常のことが多いので読者の生き…

おすすめ! 森沢明夫作品を読もう「夏美のホタル」

夏美のホタル 森沢明夫保育士の夏美は大学生の彼氏とドライブ中に山奥にある「たけ屋」という店に立ち寄る。 「たけ屋」は老いた親子が営む小さなお店ですが、夏美と大学生の彼氏は夏休みに、ここで過ごすことになる。 そこで、夏美は山奥の自然を満喫し、そ…

おすすめ! 森沢明夫の小説を読もう「あなたへ」

好きな小説 あなたへ 森沢明夫森沢明夫のファンになってから、この本をいつか読みたいと思っていた一冊です。 高倉健さん主演で映画化されたと知って、絶対に面白いはずだと思ってました。期待通りの作品でした。 高倉健さんの他に田中裕子さん、ビートたけ…