小説に興味を持ってから人生が楽しくなった

読書が苦手だった私が、五十歳を過ぎてから、急に読書が好きになった。そのおかげで人生が豊かになった気がする。これからもっと読書が好きになれるように、人生が楽しく豊かになるように

小杉健治小説を読もう「失踪」

好きな小説
失踪 小杉健治

失踪(小杉健治)
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鶴見弁護士の中学の恩師夏川陽一郎が札幌から上京し鶴見と久しぶりに会った。夏川は教育熱心で生徒に慕われていた。鶴見も夏川を尊敬し慕っていた。
夏川はこのあと神戸に行って旧友の吉森と会い、それから竹田城へ向かう予定だという。
数日後、夏川は神戸から竹田城に向かった後、忽然と姿を消した。
なぜ夏川は姿を消したのか、事件、事故に巻き込まれたのか、それとも自分の意志で姿を消したのか、自分の意志で姿を消したのなら、理由は何か、鶴見は調査をはじめた。
徐々に鶴見の知らない夏川の素顔が見えてくる。そして鶴見の知らない過去の夏川が見えてくる。


私は小杉健治さんの裁判のシーンが好きです。鶴見弁護士は歳より若く見え、細くて頼りない印象なんですが裁判が始まると、イメージがガラッと変わり頼りになる弁護士になります。
しかし、この失踪には裁判のシーンがなかったので少し残念でした。しかし、鶴見弁護士が恩師夏川の失踪の謎を探るワクワクドキドキ感は小杉健治さんらしい作品でした。
他の小杉健治さんの作品に比べると少し盛り上がりに欠けたかなというのが感想です。
鶴見弁護士の裁判シーンなら最期(鶴見京介弁護士シリーズ)などおすすめです。