小説に興味を持ってから人生が楽しくなった

読書が苦手だった私が、五十歳を過ぎてから、急に読書が好きになった。そのおかげで人生が豊かになった気がする。これからもっと読書が好きになれるように、人生が楽しく豊かになるように

空の描写

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 空は陽の支援が切れかかっているようで、濃い色に変わっていく。

沢木冬吾さんのライオンの冬より

 空はソーダ色で、果てしなく澄み切っていた。ふたつあった雲は、ホイップクリームのように、まだ並んで浮かんでいる。

奥田英朗さんのナオミとカナコより

 薄曇りの空は、万遍なくスプレー塗装したかのように表情はなく、遠近感もなかった。

奥田英朗さんのナオミとカナコより

 強風は相変わらずだが、雲が切れはじめ、空が見えてきた。月明かりがふってきて、森を白々しい光で満たす。

沢木冬吾さんの約束の森より

 それぞれ高度も様子も違う雲たちが、夕日を受け、天空に美しいモザイクを描き出す。

沢木冬吾さんの約束の森より